~挑戦と成長~ 幅広いキャリアにつながるDCSの新人研修について

はじめに

2022年新人研修担当の根岸と段木です。
普段は開発部署で働いていますが、新人研修期間のみ担当プロジェクトを調整して、人事部でお仕事をしました。6月末で新人研修は無事に終了しましたが、普段の業務では経験できないことがたくさんあり、日々新鮮で楽しかったです。
実際に現場に出て苦労した経験などを活かし、社会人として一人前になるために必要なことを身に付けてもらいたい、また私達自身も新たな挑戦と成長の場としてスキルアップしたいという想いで日々取り組みました。
そんな我々が、今年の新人研修の内容や取り組みについて紹介していきます!

目次

  1. 新人研修で身に付くもの
  2. どのような研修があるのか
  3. IT未経験へアドバイス
  4. IT経験者へアドバイス
  5. 新人配属までの流れ
  6. さいごに(メッセージ)

1 新人研修で身に付くもの

新人研修の到達目標は以下3点となります。各項目について説明します。
①社会人・DCS社員の意識を持つ
②ビジネス基礎スキルの習得
③IT基礎スキルの習得

①社会人・DCS社員の意識を持つ
社会人・DCS社員の意識を持ち、活躍するために会社の歴史やルール、各部署の知識などDCSの基礎知識を学びます。今後のキャリアを考えるためにもDCSを知っていきます。

②ビジネス基礎スキルの習得
社会人としての心構えを理解し、社会人としての行動ができることや、ビジネスにおけるコミュニケーション、仕事の進め方、主体的に行動することの大切さなどを学びます。これにより、学生から社会人として内面から成長し、DCSの社員として恥ずかしくない基本的な社会人としての振る舞いができるようになります。

③IT基礎スキルの習得
システム開発工程における内部設計・プログラム開発・結合テストについて、「上位者」の指導の下、メンバーとして業務が遂行できるようになるため、システム開発工程における内部設計・プログラム開発・結合テストについて、短い期間で広く浅く様々なスキルを学びます。

以上を配属までに身に付けるために、様々な研修を受けていただくことになります!
次にどのような研修があるのかを紹介していきます。

2 どのような研修があるのか

2022年の新人研修スケジュールの割合は次のようになります。

DCS社員教育(オレンジ色)では、当社で働くうえでの基礎知識を学びます。
また、FT(フレッシュトレーナー)制度というものがあります。実際に現場で働いているリーダークラスの社員がメンターとして、新人とコミュニケーションをとってくれます。新人は研修内容を報告したり、キャリアの相談&アドバイスをいただくことができます。私たちが新人の時は飲み会に連れて行ってもらい、FTの部署の先輩方を紹介してもらう機会もありました。

社会人基礎教育(黄色)では、ビジネスにおけるコミュニケーションやマナー、社会人としての仕事の進め方などを学びます。社会人としての意識を持つための研修です。

IT教育(青色)は、ご覧の通り大半を占めています。
アプリ系はJavaプログラミングを中心に、インフラ系はLinux、ネットワーク、セキュリティなどの基本知識を学んだあとは、研修終盤で習熟度別のチームに分かれてシステム開発を行う、開発プロジェクト演習があります。そこでこれまでに学んだことの総復習をします。IT教育はすべて現場社員が講師を担当します。DCSで様々なプロジェクトを経験している社員が担当することで、よりリアルな現場を意識した講座となっています。そのため、配属後も講座で学んだことをしっかりと活かすことができます。

このように3か月の新人研修を通して、様々なスキルを習得していただくことになります。実際に新入社員からも研修の内容が手厚くて良かったです、との声があがっています。

3 IT未経験へアドバイス

未経験でIT企業に入社することに不安があるかと思います。
2022年の新入社員の内、72%がIT未経験者でした。IT教育は初心者でも分かりやすい講義となっており、具体的な演習も多いため身に付きやすい環境です。
また、2022年の新人研修では基本的に出社しました。そのため、各講師が細かくサポートするだけでなく、同期同士で教えあうことでお互いに理解を深め合っていました。

講義以外で個人的に学習する上で参考になるWebサイトや参考書等についても講師が紹介しますので、自己学習もしやすいです。新人研修ではITの基礎知識をつけますので安心できますし、配属後に活躍されている若手社員もたくさんいます。

4 IT経験者へアドバイス

当社はIT企業のため、経験者であると新人研修や、配属後の業務もスムーズに遂行できます。
新人研修では、SEとしてアプリからインフラまで幅広い基礎知識を学習します。講義内容は初心者向けで物足りなさを感じることもあるかもしれませんが、経験者に向けた演習も用意しております。また、同期の未経験者に教えることにより、IT知識を復習でき、より理解も深められます。

経験者向けの取り組みとしては、同期で集まってアプリを作成したり、社内での勉強会(AIの勉強会)も参加が可能となります。2022年は、5人程で集まりAWSとPythonを使用して競艇の勝ち予想のwebサイトを作成し、経験者同士で切磋琢磨しておりました。

5 新人配属までの流れ

配属までの流れとしては、まず事業本部紹介や先輩社員紹介、FTとのコミュニケーションなどを通してDCSを知ってもらいます。そのうえで、自分のキャリア(DCSでどんなことしたいか)を考え、人事部とキャリア面談を実施します。本人のキャリア志向と部店側の要員ニーズを踏まえて配属先が決定します。

7月の初日から配属部署へ異動となり、新人1人1人にOJT担当者がつきます。
OJT担当者から現場で必要な業務知識・ITスキルを学び、実践を通してそれぞれの定着を図ります。一方で、現場に特化したプログラミングスキル(PythonやCOBOL)研修や、必要に応じて外部研修で様々なプログラム言語を習得できます。さらに、UdemyなどITコンテンツが充実したeラーニング環境の利用も希望すれば可能です。

OJT担当者は新人がDCS社員として活躍できるためのサポートを行います。業務ができるか不安があっても、OJT担当者や先輩方が親切に教えてくれます!配属後でわからないことがあったら積極的に質問するようにと新人には伝え、配属先に送り出しています。

6 さいごに(メッセージ)

新人研修はとても手厚く、サポートも常にあるので何かあったらすぐに相談ができる体制を整えています。基本的に現場社員が講師や研修担当になることで、配属後の現場の雰囲気なども質問しやすいです。

また、グループワークや開発演習が多いため、研修期間を通して同期との仲も深まります。配属後も何かあった時に相談できますし、他部署に同期がいるとスムーズに仕事を進められるといった機会も非常に多いです。

学生の皆さんが当社に興味をもってくれたらうれしいです!!